自分の肌に合う化粧品を見つける方法を解説!成分表示から見る選び方のコツとは
「何を基準に化粧品を選べばいいの?」と迷った経験はありませんか?化粧品選びのカギは、自分の肌の状態を正しく知ることにあります。一見効果が高そうな成分や一流ブランドの商品でも、自分の肌に合っていなければ十分な効果を発揮できないばかりか、肌トラブルを招くことも。特に春・夏・秋・冬と四季の気温・湿度変化に対応しなければいけない日本では、肌の状態も環境に応じて順応しなければならず、肌は敏感になりがちです。この記事では、まず自分の肌を知ることから始め、肌に合った化粧品を選ぶコツをわかりやすく解説します。これを機に、自分の肌に優しいスキンケアを見つけてみませんか?
目次:
化粧品選びの前に、まずは自分の肌を知るところから
化粧品を選ぶ際に大切なことは、「自分の肌状態」と「生活習慣」を見つめることです。高価な一流ブランドの化粧品であっても、自分の肌に合っていない、もしくは化粧品成分を取り込める肌ができていなければ、成分効果は十分に発揮されません。場合によっては、肌トラブルを引き起こす可能性もあります。さらに春・夏・秋・冬の四季がある日本では、肌は常に気温や環境の変化にさらされているため、日本人の肌はゆらぎがちです。本記事では、自分の肌状態を知るためのヒントと、その肌に合った化粧品選びのコツをお伝えいたします。ぜひ、自分の肌に合った化粧品選びの参考にしてみてください。
肌の角層について
肌の一番外側にある「角質層」は、わずか0.02mmというティッシュと同じ薄さの繊細な器官ですが、美肌を支える大切な役割があります。この角質層は、肌の「バリア機能」として外部刺激(紫外線や汚染物質など)から肌を守り、肌内部の潤い・水分が逃げないよう保つ働きをしています。しかし、角質層は摩擦や紫外線などでダメージを受けると、肌は乾燥や肌荒れを引き起こし、さらに肌老化をひき起こす紫外線からの影響も受けやすくなります。美肌をつくるためには、肌の角質層をすこやかに保ち、継続的なケアがしていくことが大切です。
肌トラブルの原因は生活習慣や環境にあることも
肌トラブルや肌悩みは、季節や年代、日々の生活習慣、環境など、さまざまな要因で起こることがあります。特に、10代~20代前半の頃は、肌が潤いや油分を生成する力がありますが、20代後半からその機能が弱まることがあります。肌のカサつきやゴワつき、ちょっとした軽い違和感は、肌トラブルのサインの可能性があります。肌をすこやかに保つためには、適切なスキンケアで潤いや油分を補うことと、日々の生活習慣を整えることが大切になります。
生活習慣や環境などの外部要因 | 肌に与える影響 |
秋冬の空気の乾燥、保湿ケア不足 | シワ、くすみ、肌のカサつき |
紫外線によるダメージ | シミ、シワ、たるみ、肌のごわつき、肌荒れ |
発汗後の汗の放置 | 肌荒れ、炎症 |
睡眠不足、栄養の偏り、生活習慣の乱れ | 皮脂バランスの美誰、肌荒れ、肌のごわつき、ニキビ |
冷えによる血行不良(秋冬の気温差のある時期) | 肌のカサつき、ごわつき |
洗顔のしすぎ | 肌の乾燥、肌荒れ |
化粧品の選び方について 基本的なポイント5つ
化粧品を選ぶ際には、「成分」「使用感」「肌悩みを解決してくれるのか」といったポイントを、バランスよくみることが大切です。しかし、お店やネットではたくさんの種類の化粧品があり、いまの自分の肌に合う化粧品はどれなのだろうかと迷うことはありませんか?この記事では、化粧品選びの基本的なポイントを分かりやすく解説し、あなたの肌に合った化粧品選びのヒントをお届けします。
1.配合成分表示も見るべきポイント!化粧品成分の見方について
化粧品を選ぶ際には、「成分表示」に注目することがとても大切です。化粧品の成分表示は、配合量が多い順に記載されるルールが定められており、全体の1%以下の成分については、順不同で記載されます。(ちなみに、1%未満の成分の記載する順番はメーカー側で決めることができます)そのため、成分表示を見ることで、その化粧品にどのような成分が多く含まれているのかがおおよその全体像が分かります。特に、美容効果を確認する際には、前の方に記載されている成分がどのような役割を果たすのかを確認するのもおすすめです。もし肌に合わない成分がある方も、この成分表示を確認することで、肌トラブルを未然に防ぐこともできます。
2.肌タイプにあった化粧品成分を選ぶ
肌質で、その人の肌にあった成分があります。いまの肌質から、どんな成分が合っているのか見てみてください。
乾燥肌の方は・・・
保湿力の高い成分(例:セラミド、ヒアルロン酸、スクワラン、グリセリン)
脂性肌の方は・・・
皮脂バランスを整える成分(例:グリチルリチン酸、ビタミンC誘導体)
敏感肌の方は・・・
低刺激で添加物の少ない(例:アルコールフリー、パラベンフリー、無香料、石油系界面活性剤不使用など)
3.肌に必要な水分と油分を心地よく与えられるものを使う
肌をすこやかに保つに大切なのは、水分と油分のバランスを整えることです。これは、美肌の基本的なステップです。まず、化粧水や美容液で肌に潤いを与え、その後、乳液やクリームで潤いを逃がさないよう油分の膜を作ります。そうすることで、しっとりと保湿された肌が長続きし、やがて化粧品の成分が肌にしっかりと働きかけてくれるようになるはずです。また、スキンケアを続ける上で欠かせないのは、テクスチャ―や使い心地、翌朝の肌の質感など、自分の肌にとって「心地いい」と感じられるものを選ぶことだと思います。肌の変化をじっくりと観察しながら、自分にぴったりのスキンケアと出会えれば、きっと毎日のスキンケアが愉しくなるはずです。
4.肌に優しいものを選ぶ
化粧品を選ぶ際は、無添加・無香料・パラベンフリーなど、肌に刺激性の少ないものを選ぶようにしましょう。合成香料やアルコール、パラベン、石油系界面活性剤などの成分は、肌に負担をかけ、肌トラブルを引き起こす可能性があります。特に敏感肌の方は、刺激の少ない化粧品を選ぶうようにしましょう。
5.肌のターンオーバーに合わせて2ヶ月間使用する
化粧品の効果を正しく見るためには、継続して使用することも大切です。肌の生まれ変わりでありターンオーバーは、一般的に20代の頃は約28日、40~50代は約60日になると言われています。年齢を重ねるにつれて、肌のターンオーバーは遅くなり、効果を実感するのに時間がかかるようになります。スキンケアの効果を見る際には約1~2ヶ月間、じっくりと肌を観察しながら使用を続けるようにしてみてください。
アイテムごとの役割を理解することで、美容効果を高める
スキンケアにはアイテムごとに役割があり、用法容量・使い方を守って使用することで効果を高めることできます。ここでは、基礎化粧品のアイテムと使用の流れについて説明します。
洗顔料
肌の汚れや余分な皮脂を落とし、次に使用する化粧品の浸透*を高める準備をします。刺激が少なく保湿成分の含まれたものがおすすめです。
導入化粧水、導入美容液
洗顔後すぐの、きれいな素肌に使用します。スキンケアの最初に使うことで、そのあとに使用する化粧品成分の浸透*を高める働きもあります。
化粧水
肌に潤い(水分)を与えます。さっぱりとしたテクスチャ―のものから、しっとりとしたテクスチャ―のものまでさまざまな化粧水があります。
美容ジェル
肌に集中保湿ケアをしたい時におすすめです。乾燥の時期や、気になる目元・口元のケアにおすすめのアイテムです。
乳液・保湿クリーム
導入化粧水や導入美容液、化粧水、美容ジェルでとどけた潤いを肌に長時間とじ込めるために、乳液・保湿クリームを肌になじませることで保湿バリアを作ります。潤い(水分)は蒸発するので、油分をなじませることが大切です。
オールインワン
化粧水や乳液・クリームなどが一つに凝縮された多機能なアイテムです。
(*浸透:角層まで)
おすすめしたい!ホエイ化粧品の魅力
ホエイ化粧品は、乳清(ホエイ)から抽出される成分を活用した化粧品で、保湿力や肌のバリア機能をサポートする働きがあります。ここでは、ホエイ成分の特性やその効果について詳しく解説し、ホエイ化粧品が今注目されている理由をお伝えします。あなたのスキンケアに新たな選択肢を加えてみませんか?
ホエイ成分とは
ホエイ(乳清)は、牛乳からチーズやヨーグルトを作る際に生成される透明な液体成分です。チーズやヨーグルトなどの乳製品を製造する際に、固形物を除く液体部分として残るのが「ホエイ」にあたります。ホエイは非常に栄養価が高く、高品質なタンパク質をはじめ、必須アミノ酸やラクトフェリン、カルシウム、ビタミン、ミネラルなどの栄養が豊富に含まれています。
ホエイ成分が与える肌への効果
ホエイは、必須アミノ酸やラクトフェリン、カルシウム、ビタミン、ミネラルなどの栄養が豊富に含まれているため、美容・美肌面でさまざまな効果を発揮してくれます。ここでは、ホエイに含まれる成分によって、どのような美容効果を得られるのかを解説します。
アミノ酸たっぷりのホエイは保水力・保湿力がバツグン!
天然保湿因子(NMF)は肌の角質細胞間に存在し、水分をひきつけることで肌の水分を保持し、乾燥から肌を守る働きがあります。天然保湿因子は一般的に、約50%がアミノ酸、その他に乳酸やナトリウムなどのミネラルで構成されています。そのため、アミノ酸を肌に補うことこそ、美肌には効果的です。これらの成分が天然保湿因子に存在することで、肌の保湿機能とバリア機能は守られ、美肌につながります。
肌のバリア機能を守る
ホエイに含まれるアミノは肌の角質層に働きかけ、天然保湿因子の生成をサポートします。天然保湿因子がきちんと機能させることは、肌のバリア機能の維持につながります。また、ホエイに含まれるラクトフェリンは肌の炎症を抑え、バリア機能を守る働きがあります。
角質ケアで、キメの整ったなめらか肌に
ヨーグルトのホエイに含まれる乳酸には、古い角質を優しくケアする作用があります。コットンでそっとふき取ることにより、ソフトピーリング効果が期待できます。肌の乾燥やターンオーバーの乱れ、剥がれ落ちるはずの古い角質によるシワやくすみ、ハリ不足などの肌悩みを予防することができます。
さまざまな肌悩みをもつエイジングケアにおすすめ◎
ホエイはアミノ酸をはじめ、ラクトフェリンや乳酸、カルシウム、ビタミンB群など美容成分を豊富に含んでいるため、複雑に肌悩みが絡み合うエイジングのケアにもおすすめです。
なぜホエイ化粧品が今注目されているのか
自然の恵みである「ホエイ」は、肌に優しい成分でありながら、乳酸菌発酵の過程で生成される豊富な美容成分によってさまざまな効果を期待することができます。ホエイ成分の効果は、科学的な研究によっても裏付けられ、化粧品やサプリメント、プロテインなどさまざまな分野で機能的な原料として重宝されています。
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